花言葉ラボトップ > ポピー 花言葉
ポピーはケシ科の1年草。原産地はシベリア、ヨーロッパ。花の咲く季節は4〜5月。花の色は、赤、ピンク、オレンジ、黄、白。
ポピーは茎やつぼみに毛が生えていて、まっすぐ上向きに薄い紙のような花びらを持ち、色鮮やかさが印象的な花です。ケシ科の耐寒性多年草で、原産地はシベリアからヨーロッパです。
ポピーは、英語では「ポピー」、フランス語では「コクリコ」、中国では「虞美人草(グビジンソウ)」、日本語では「雛芥子(ひなげし)」と、国によって呼び方が違います。
日本名「ひなげし」の名前の由来は、≪ひな≫が小さく可愛いの意味を持つことから、小さくて可愛い花「ひなげし」と名付けられました。「ポピー」という名前の由来は、ラテン語の「papa(粥)」が語源になっています。幼児を眠らせるため、催眠作用のあるポピーの乳汁をお粥に混ぜて食べさせていたそうです。
英国では11月11日が戦没者追悼式、「ポピー(ケシの花)の日」とされています。これは、戦没者を埋葬した地に咲き乱れる、真っ赤なポピー(ケシの花)を見て心を打たれた戦医が詩を作ったとされ、それがポピーの日の由来といわれています。
ポピーは日当たりと水はけのいい場所を好み、8月~9月にかけて種をまきます。その後、翌年の4月~6月にかけて赤、ピンク、オレンジなど色鮮やかな花を咲かせます。