花言葉ラボトップ > クチナシ 花言葉
クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木。原産地は日本の静岡以西からインドシナ。花の咲く季節は6〜7月。花の色は、白。
白く綺麗な花を咲かせるクチナシ。花の白と葉の濃い緑が良いコントラストになっていて美しいですね。ほのかな香りも特徴的です。
クチナシとは、日本や台湾、中国等に分布する、アカネ科クチナシ属の花になります。暖かい気候を好むため、温帯・または亜熱帯地域で自生しています。
クチナシという名前の由来は諸説あるのですが、最も有力なのは「果実が熟しても実が裂けたりしないので、口が無い『口無』」という説になります。
他にも「クチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実の成る実。ヘビしか食べない実をつける)」事から「クチナシ」、果実の先に延びる草をくちばしに、果実を梨として見て口のある梨から「クチナシ」等の説があります。
クチナシは可憐な見た目とは裏腹に花弁自体は肉厚で、時間がたつにつれて徐々に黄色へと変化していきます。
花が出来た後には実がなり、それが熟すとオレンジ色へ変化します。楕円の形のように成長していき、先端にはツノのような物が生えてきます。最初に咲いた白い花とは、だいぶ違ったイメージを持たせてくれます。
また、クチナシは中国では、古くから薬味の一種として扱われていて、炎症を抑えたり鎮静剤としても使用されています。